枯尾華 上下 二冊・晋子(其角の別号)[編] 芭蕉翁終焉記等 公式 【上・下サイズが違い、出所は別】

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『枯尾華』 上(表紙の色 藍色)板本
22.6×15.7㎝墨付 27丁 八行本(15丁表から九行に)題箋の紙はあるが、文字は消えている。
内容 ・芭蕉翁終焉の記 於粟津義仲寺牌下 晋子書 1丁表 ・元禄七年十月十八日 於義仲寺追善之俳諧 15丁表 ・傷シテ亡師ノ終焉ヲ作ル句 初七日迄 21丁表~27丁裏刊期 皇都 諧仙堂蔵版 [出版年不明]・早稲田大学図書館蔵本の解説を参考(諧仙堂蔵の板木と同じものなので)
※***** ***** ***** ***** ***** ***** ***** 『枯尾花』 下(表紙の色 黄土色)板本
16.8×12㎝【上巻よりふたまわり程小さい】墨付け 33丁 七行本【印字がしっかりしていることと、行数が少ないため、かなり読み易い】題箋 『枯尾花 下』
内容 亡師の追善(六七忌等)の句会、落柿舎などでの句会の様子(句の記録)等が記されている。
刊期 (発行年等は不明) 寺町二条上ル町 書林 井筒屋庄兵衛
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み多数あり。※糸切れあり。
【参考】 この二本はそれぞれ別の所から購入。表紙の色、版組も七行と八行で明らかに違う。
上巻の、何種類かの板本を、主に「早稲田大学図書館蔵本」で比べてみたが、全て「八行本(途中から九行)」。版組、文字の位置、形も全く同じで、「元禄八年 出雲寺庄兵衛板」が元になっている。
題箋も『枯尾華』が主流で『枯尾花』は見つけられなかった。
下巻の「七行本」は頗る珍しく、他に探し出せなかった。印字もしっかりしていて、そんなに版は重ねていないように感じられる。



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